ロクシス

続 サイコロでつくった本

 第2弾ができました。やったぜ。 夢主またはお相手のどちらかが拘束されてるシチュエーションばかりです。手錠だったり目隠しだったり口ふさいでたり。あーもう(性癖)めちゃくちゃだよ 自宅に届いたのが25日。クリスマスです。がんばって締め切りに間…

サイコロでつくった本

 自分へのクリスマスプレゼントっぽくしたくて、発行日を今年のクリスマスイブにしました。かつ初のR指定本。 9人分のイラスト&短編ができあがったときは達成感がものすごかったです! 自分の好きなお相手&性癖が詰まってる~! 表紙上:オルガ、シャ…

lakeside→dramatic escape!

 人生初サイトはマナケミアでした。そこからセイントビースト幻水…と発展していった○年前。懐かしい。 こうして本も作りたくなるほど愛しいゲームに巡り合えたことに感謝です。アルレビス学園に入学したい。 ちなみに裏表紙は羽ペンアイコンで飾りつけし…

06

朝いちばん。教室またはアトリエで彼女を捕まえるのにうってつけのはずのあの時間、どこで何を聞いても帰ってくる答えは同じだった。「さっき窓から出て行った」おかしい。はそこまでアグレッシブな女子ではない。あのアトリエを基準にするならば、だが。彼ら…

05

「これが飲みもので、こっちが果物。ロクシスご飯は食べられるんだよね? 少しでもお腹に入れないとね」一見、ではもちろんなく正真正銘の良心がここまで胃に突き刺さることはあるのだろうか。机に次々と差し入れを並べていく見回り担当の名前はヴェインとい…

04

 自室にこもることには読書のおかげで慣れていた。とはいえこの状況では読書どころではない。額に手をやると確実に熱を持っていて、頭の芯が溶け出しているかのように思考が鮮明さを失っている。 昨日の帰り道に五回ほど心配されたことが的中した。今朝のメ…

03

 瞼を掠めていったのが雨粒だと気づくのにはいくらか時間を要した。その頃には目の前で展開していた対決はすでにお開きとなり、各々適当に固まって花を眺めたり木に登って景色を楽しんでいたが――その全員が一斉に顔を上げた。 輝く日の光を遮る、厚い雲。…

02

 鋭いスパイクの応酬の間に甘いトスや辛うじて機能するボレーが挟まり。後はグンナル先輩とニケによる頂上決戦の様相を呈してきたバレー対決は観客数名の歓声でそこそこの盛り上がりを見せている。プレーから外れた私とは湖のほとりで足だけを水に浸けながら…

01

「問題だ。そこの蛇口からいくらでも採取できる素材は?」「ヘーベル湖の……」 会話が途切れる上に間違っている。こんなことが始まったのはちょうど一週間前からだ。あのイゾルデ先生が授業中に怪訝な顔を隠せなくなるほどにはうわの空の状態が続いていた。…