ワンマンショー 手を引き寄せられ、それがいつもの親切ではないとわかっている分硬直してしまうのも早かった。そこからは鮮やかな背負い投げ。もちろん投げられたのはわたし。手のひらが畳を打って微かに痺れるのは想定内だった。むしろ、一ヶ月前は防御も何もない体たらくだ… 2021-09-06幻水短編カミュー